2024/10/04 18:01

楽器が弾けない方も様々な楽器の音を出し楽曲制作できることが
DTMの魅力の一つでもありますが、もちろん楽器の生演奏も入れ込むことが可能です。
楽器のリアルな音を録音することにより、表現の仕方も変わってくるでしょう。

そこで今回は、【ギターは弾けるけれどDTMの扱いがわからない方】へ
ギターの録音設定の仕方をご紹介いたします!
ソフトを立ち上げた状態からのご説明となりますので
インストールと基本設定がまだお済みではない方は、まずは下記を参考に完了させましょう。
それではスタートです!

①ギターのシールドを接続する

ギターとアンプを繋ぐ下記のシールドケーブルを、オーディオインターフェースへ繋ぎます。


②オーディオコネクションの設定

左上のスタジオ→オーディオコネクション入力の設定を選択し、入力→パスを追加する
恐らくステレオ入力という表示になっていると思いますので、こちらにモノラル入力を追加 
インプットをクリックしてモノラル1.2になっているか確認

☘ここで豆知識☘

・モノラルとは…左右同じ音を出す(複数のスピーカーがあってもすべて同じ音が出てくる)     
・ステレオとは…左右2つのスピーカーで違う音を出し立体感・臨場感を出すことができる
(例:ボーカル・ベースは真ん中あたり、ギターは右、キーボードは左から聴こえるような立体感が得られる。)                           
オーディオインターフェースにある2つの入力端子が、ステレオのleftとrightとして認識している為、
この状態で録音すると、再生した時にスピーカー(ヘッドホン)の片側からしか音が出ない場合があります。
その為、2つの入力端子をモノラルの1,2として録音できるようにする必要があるのです!
(※MelodySpaceで取り扱っていないオーディオインターフェースに関しては異なる場合がございます。)

③出力確認を行う。

こちらでは下記の画像の通りになっているかの確認をお願いします。


④オーディオにトラックをつくる

右クリックでトラックを追加し、Audioを選択(今までだったらインストゥルメントを追加しているところです)
下記の画像が出てくるので、オーディオ入力を▼を押してモノラルへ変更


ここではguitarと名付けておきます。
下記のようになればOK!


⑤音量確認

guitarのサウンドマーク(モニタリング)を押すとヘッドホンで聞こえるようになりますので、
guitar内の8割くらいの音量になるよう、オーディオインターフェースのgainを調整しましょう

一旦ここまででセッティングは完了です!

★おまけ

セッティングは以上になりますが、実はギター音を入力するときに使える面白いものがあるんです。
それが【エフェクト機能】です。
画面右上の表示をおして左側に項目を出してみましょう。

するとこのような画面が出てきますので、左のインサートを選択するとたくさんのエフェクトが出てきます。
試しに一番上のものをクリックしてみましょう。


するとこういった画面がでてきますので、ここで自分の好きなように音量などの調節をしていきます。
私たちがよく聴くような音楽のギター音には、ほとんどエフェクトかかっており、
生演奏の場合はそれ専用の機材もありますが、DTMなどを使用してアレンジされていることも多いです。
DTMで録音する際はぜひこの機能を活用し、表現の幅を広げていきましょう。

以上、今回はDTMでの録音の仕方をご紹介させていただきました。
今後も初心者向けのお役立ち情報を更新していきますので、是非毎週金曜のブログをチェックしてみてくださいね!