2025/01/31 11:06

DTMを楽しむうえで欠かせない機材のひとつが【ヘッドホン】です。
melodyspaceではモニターヘッドホンである、
【SONY/ MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン】を取り扱っていますが、
こちらのヘッドホンは以下のような特徴があります。
・モニタリングに適した分解能
・原音イメージそのままのどこまでもピュアな音質
・あらゆるスタジオユースに対応

音楽業界でもよく使用されているヘッドホンですので、
レコーディン映像等でもアーティストさんが装着しているのをよく見かけます◎

では何故DTM制作にはヘッドホンが良いのでしょうか?
今回はヘッドホンの基本やイヤホンとの違い、さらにはリスニング用とモニター用の違いについて解説していきます!

■ヘッドホンとは…
言わずもがなですが、ヘッドホンとは、頭に装着する形で音を聴くためのオーディオ機器です。
大きなドライバー(音を発生させる部分)を搭載しているため、広い音域を再現しやすく、豊かな音質を楽しむことができます。
実はヘッドホンといっても種類が様々で、主な用途で言うと、
音楽鑑賞に向いたリスニング用や、音楽制作にむけたモニターヘッドホンなどがあります。
ではリスニング用とモニター用とではどのような違いがあるのでしょうか?

■リスニング用ヘッドホンとモニター用ヘッドホンの違い
ヘッドホンには主に「リスニング用」と「モニター用」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解し用途にあったものを選ぶと、より音楽への世界に没入できるでしょう。

〇リスニング用ヘッドホン
音楽を楽しむために設計されたヘッドホンです。
長時間のリスニングでも疲れにくいような軽量なものがあったり
メーカーごとに異なるチューニング(ある音域が協調されているなど)が
されていたり、音楽をより楽しめるための工夫がされています。

〇モニター用ヘッドホン
音を正確に再現してくれるヘッドホンです。
melodyspaceでも取り扱っているような、外部の音を遮断しやすい密閉型が多く採用されています。
音の解像度が正確ですので音楽制作にピッタリと言えます。

上記のことからDTMでは音楽制作がメインとなりますので、
モニター用のヘッドホンが適しているということになります。

■ヘッドホンとイヤホンの違い
ところで音楽を聴く手段として、ヘッドホンではなくイヤホンを使用している方の方が
多いような気がしますが、ここでイヤホンとヘッドホンの違いについても見てみましょう。

ヘッドホンとイヤホンの違いは主に【装着方法】と【再現性】です。
イヤホンは耳の中(カナル型)や耳の表面(インナーイヤー型)に装着するのに対し、ヘッドホンは耳全体を覆う形で装着します。
またヘッドホンは大きなドライバーを搭載しているため、低音から高音までバランスよく再生できますが
イヤホンは小型ドライバーを採用しているため、音場の広がりが限られることが多いです。
音楽をより楽しむため、ということであればヘッドホンをおすすめしますが
やはり移動中のサイズ感としてはイヤホンがちょうど良いこともありますので、用途に合わせて使用しましょう。


■まとめ
ヘッドホンには、リスニング用とモニター用で求められる特性が異なります。
そして普段イヤホンを使う方は、快適さや音の聴こえ方も異なりますので、
一度ヘッドホンを使ってみると世界が変わるかもしれません。
DTMでこれから音楽制作をされる方はモニター用ヘッドホンを推奨しておりますが、
DTMをより快適に、そして高音質で楽しむために、自分に合ったヘッドホンを選びましょう!