2024/11/29 15:00
この記事を見ている皆さんは、恐らく音楽が好きな方だと思いますが、
音楽を好きになったきっかけを覚えていますか?
例えば…
・幼いころからピアノなどの楽器を習っていたので自然と
・テレビでパフォーマンスをしていた歌手に夢中になった
・たまたま地元のお祭りで楽団が演奏しているところ見た
などなど、それぞれに何かきっかけがあると思います。
そしてそれが映画などの作品であることも、もちろんあると思います。
今回は音楽を題材とした日本の映画作品をいくつかご紹介します。
【のだめカンタービレ】
音大に在学するピアノ科の野田恵(のだめ)と、同じくピアノ科に在籍しながら指揮者を目指す千秋真一。
この二人の出会いから始まり、人としての成長や恋愛模様が描かれ、クラシック音楽をテーマとした青春群像劇です。
原作は漫画で、その後アニメ・ドラマ・映画化までされ、多くの人々から愛された素晴らしい作品ですので
音楽についての知識が疎い方でも、ギャグ要素も満載で楽しく見ることができますよ。
ちなみに、のだめカンタービレの関連コンサートは今でもあらゆる場所で行われておりますので
是非一度足を運んでみてください!
【スウィングガールズ】
山形県の田舎の高校で、音楽とは無縁だった女子高生たちがとある出来事からビックバンドを結成し、
ジャズの世界へのめり込んでいく様子が描かれている作品で、今から20年前の2004年に公開されました。
メインキャストは楽器演奏経験がなく、演奏を猛練習し撮影に挑んだそうですよ。
余談ですが、私はこの映画を見た小学生のころに、サックスを吹く上野樹里さんに憧れ
「中学生になったら吹奏楽でサックスをするぞ!」などと意気込んでおりました…!
【カノジョは嘘を愛しすぎてる】
音楽業界を舞台に、25歳の天才サウンドクリエイターの小笠原秋と
普通の女子高生・小枝理子との恋愛模様を描いた作品です。
少女漫画原作のラブストーリーで、主人公の小枝理子役は公募オーディションにより、
それまでほとんど演技経験のなかった大原櫻子さんがその圧倒的な歌唱力で見事抜擢されました。
劇中に使用される曲も、理子を演じる大原さんの真っ直ぐで綺麗な歌声が心に響きます。
音楽業界の裏側も描かれ、切ないシーンもあり、観た後に余韻が残るような作品です。
【坂道のアポロン】
舞台は1966年の長崎県佐世保市。
モダンジャズの流行を背景に、ジャズに魅せられた3人高校生の青春を描いた作品です。
上記記載の『スウィングガールズ』がビックバンドだったのに対し、
ピアノとドラムのセッションなど、かなり少人数で楽器に焦点が当てられています。
この時代ならではの街並みも再現されていますので、他の作品とも少し違い
昭和世代の人なら懐かしい気持ちに、平成以降に生まれた方なら新鮮な気持ちになるかもしれません。
ジャズを通して繋がっていく人間関係にも注目です。
【うた魂】
2008年に公開された合唱部を題材とした作品です。
合唱部に所属する主人公のかすみは、歌っている自分が大好きでちょっぴり自信過剰な女子高生ですが、
とあるきっかけで、歌っている時の自分の写真を見て、またそれが「産卵中のサケみたい」
と言われ大きなショックを受けます。
退部を申し出るも、その後にヤンキー合唱部との出会いがありもう一度本気で合唱に取り組んでいく…
といったまさに王道青春ストーリーと言えるでしょう。
観たことのある映画はありましたでしょうか?
映画の影響力は大きいもので、音楽だけでなく作品きっかけで
今まで一ミリも知らなかった世界に興味を持ち始めたなんて話は以外とよくあって
それは本当に素敵なことだと思います。
今回は音楽を題材とした作品たちですが、紹介した中にもオーケストラ、ジャズ、合唱、バンドなど
様々な形がありますので、漠然と音楽が好きな方には是非一通り見て頂き
どのジャンルが好きなのか見つけてみるのも面白いかもしれませんね。
他におススメの音楽系の作品があれば是非教えてください◎