2024/09/06 16:38
DTMをする際に、きっと使うことがある管楽器、
本日は管楽器をメインとして編成される吹奏楽に関してのお話です。
使う楽器の参考になれば幸いです。
★吹奏楽とは?
管楽器を主体として演奏される音楽の総称。
西洋の木管楽器・金管楽器を主体とし、弦楽器・特殊楽器・打楽器による編成で演奏される器楽を指す。
軍隊や国民の士気を鼓舞するための実用音楽を背景に発達したものの、今では、コンサートホールにおける演奏会やマーチングバンドなどの活動が中心となっている。
日本では、吹奏楽団は、ブラスバンドまたはブラバンと呼ばれることがある。
(Wikipediaより一部抜粋)
★吹奏楽の編成
吹奏楽の基本編成は以下の通りです。
・木管楽器
フルート、オーボエ、クラリネット、サックス、ファゴットなど
・金管楽器
トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバなど
・打楽器
スネアドラム、バスドラム、ティンパニー、マリンバ、グロッケンなど
・弦楽器
コントラバス
音域で分けると
高音→フルート、クラリネット、アルトサックス
中音→トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、テナーサックス
低音→バスクラリネット、バリトンサックス、チューバ、コントラバス
のようになりますが、高音が主旋律を担当し
中音が裏メロ、低音と打楽器がリズム隊となることが多いです。
このあたりはバンドと似ていますね。
もちろん曲により変わることもあるのですが、基本的にはこのような形になります。
また各楽器ごとに音の響きも違うため、人数の比率も考えなくてはなりません。
★吹奏楽を始めるには?
何か楽器を始めたいという方の多くは、中学・高校での部活が入り口になると思います。
自分のしたい楽器があれば、希望でできることもありますが
やりたい楽器がない場合や、人気の楽器の場合は個人の特性をみて振り分けられることがあります。
特に木管楽器と金管楽器では、息の入れ方が全く異なりますし
木管楽器の中でも、リード楽器とフルート、オーボエなどではこれもまた異なります。
どの楽器も魅力的なので、自分にあったものが見つかるとよいですね。
また吹奏楽部では、コンクール、定期演奏会、学校行事での演奏、地域でのイベントなど
学校にもよりますが、様々な場所での演奏の機会があります。
卒業後も各地域で市民楽団があるところもありますので
そこに入ってみるのも良いかもしれません。
★吹奏楽コンクール
吹奏楽で避けて通れないのが、毎年行われる吹奏楽コンクールです。
余談ですが、先月吹奏楽コンクール高校生の部の県大会を観に行きました。
実は私自身昔吹奏楽をやっていたこともあり、自分が学生だった時のことを思い出しすごく懐かしくなりました。
吹奏楽コンクールは、12分という時間の中で課題曲・自由曲の2曲を演奏します。
12分を過ぎたら失格になりますので、スムーズな移動が求められたり、場合によっては自由曲の編曲も必要になります。
静まり返った会場のステージ上には、緊張と集中が混ざった真剣な表情をしている生徒さんがいて、
ここで演奏している皆さんはこの12分間にすべてをかけているんだと思うと
ものすごく胸が熱くなりました。
特に毎年全国に行く学校の演奏はやはり圧倒的で、引き込まれる演奏でした。
どの高校の生徒さんたちも、本当に格好良かったです。
まだまだコンクールは続いてますので、引き続き頑張ってほしいと思います!